EverNoteからLOG

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社長と飲みに言ったときの話を備忘LOG

勤めている零細のブラック企業の社長から面白い話を聞けたのでCLIP

うちの会社は零細企業なのだが、社長その人自身は高度経済成長期に半導体やFA関係の技術営業をしていた人らしく、工業高校を出て英文科の短大を出た後、海外や日本全国に工場を建てまくっていたという。







戦後の日本には戦災孤児がかなりいた

別に不思議でもなんでもない話なのかもしれないが、しかし平成生まれとしては衝撃だった。
衝撃だったんだよ!!!

だって身の回りに孤児ってあんまりいないじゃない??






このサイトには近代史についていろいろとまとめられている。


わかりすぎ日本近代史

思えばボクらは日本の戦後教育というものをあまりよく知らない。
徳川家康の築いた江戸時代の200年の平和についてや
その時代に享田寛天の四つの改革について学んだり
下克上の時代の手前まで存在していた皇室と武士の水面下の闘争の流れをずっと引き継いできた北条
の執権政治やお寺の果たしてきた役割
租税の歴史やお寺の荘園のシステム


そして、それらの大きな日本のストーリーを崩し、江戸時代を終わらせた幕末の志士については学んでも

戦後の歴史や思想の変遷や教育の変化については、まとまった文献ってやつがほとんどない。
あってもあまり有名じゃない。







そんな中で、いわゆる社長(現在55歳)のひとつ上の世代にあたる、七十や六十歳の戦後、戦中世代の人でかつ孤児が身近にいたなんていう話を聴くと、なんだか不思議な感覚に陥るのだ。


だって自分の職場の上司が「ボクは孤児だったんだよね」なんて言ったら衝撃じゃね!?





お寺が果たしていた役割って大きかったらしい


いまでこそ、塾というと、予備校みたいなイメージが大きいと思う。
大学受験をパスするためのもので、ひたすら模擬試験の形式に対応したペーパーテストをしていく、というやつ。

(あれが忌み嫌われていることも多いが、個人的にはあの特殊な環境における経験ってやつは思ったよりも自分の人生にそれなりに良い影響を及ぼしていると思うので、個人的には三十代を経験する前にもう一回くらいやりたいと思ってるんだが、ちょっとボクが特殊なのかな!?)

昔でいう塾ってのは、私塾であることが当然だし、どちらかというとお寺チックだったのだ。



やることといえば、読み、書き、そろばん、そんでもって武道、つまり剣道。
ボクの中学生時代にやらされていたこととおんなじ(笑)
中学時代はボクにとって非常につらく苦しい時期だったので、あまり思い出したくないのだが
(誰にとってもあの時期はとても苦しいと思うけどね 笑)



義務教育ってやつが普及する前は、荘園やお寺がその役割を果たしていて、社長たちの時代にはまだその名残が各地に見られたという。




参照URLに載っているが
この流れをぶった切って米国流資本主義を日本に推し進めていったのがGHQでありマッカーサー草案であり、政治的に(経済中心という名の、つまり資本至上主義という政治思想)日本を米国色に塗りつぶしていった張本人である。

さらにドイツをモデルにして構築された日本の憲法を英国色に染めていった張本人であり、戦後一切変化がないGHQ流の教育制度を中途半端に日本に押し付けたせいでダブルスタンダード的混乱を日本にもたらした張本人である。


(という風に言うとものすごく悪人みたいに聞こえるけど、じゃあ軍閥が台頭していた社会主義国であれば良かったのかというと、そうとも言えないしそもそも七十年前の日本を今の僕らがどうこうできるわけじゃない。
あくまでそういう言い方が出来る、というだけのことだが)




戦中、戦後世代が日本を牽引していたと言える理由

社長と一番話が盛り上がったのはここだ。
話したのは以下の項目


アベノミクスの戦略で、日本はものづくり国家として再生しえるのか
・孫さんのやりたい「日本の活路はモバイル」は正しいのか
・敗戦国である、ということが現代にまで及ぼしている影響と原子力の話


アベノミクスの戦略で、日本はものづくり国家として再生しえるか


ボクは新卒採用というよりは、中途採用組としてうちの会社に入った。
いわゆる新卒カードを有効に利用しなかったパターンだ。
その決定を一時的に後悔していた時期もあったが、結果いまの自分がいる。その先の自分がまだ分からないので、この決定が将来の自分にどんな感慨を与えるのかはまだはっきりしていない。

だがひとつの経験を語ることはできる。
アベノミクスに至るまでの日本と世界が経験した経済的な混乱は、その時代の就活戦線や有力者、政界に強い影響を及ぼした。
なによりもボク自身に強い影響を及ぼした。


このタイミングでリーマンショックなるものが起こらなければ、ボクはまず間違いなく金融の歴史について勉強することは無かっただろうし、財テクや日本の歴史、産業構造に興味を持つことはなかっただろう。
新卒カードを利用してそのまま公務員の道を歩むことを選択しなかったことで、さまざまなゆとりを持つことができた。

それなりの代償も払ったが、その代償を勉強代であったと言ってはばからないだけの体験と情報を得ることが出来た。










アベノミクスがやりたいことは、結局のところ日本をもう一度輸出型のビジネスモデルへと切り替えたいということだ。
近年求められている理系学問への注力や、孫さんや有力者が行っているプログラミングへのプレス活動
IT企業広告の台頭はそれを表している。

切り替えたいもなにも、ずっと輸出型のビジネスモデルで日本はやってきたわけだが、ここ数年の円高がそのビジネスモデルに大きな影響を及ぼしていた。
(そもそも、日本が高度経済成長できた理由って、固定相場制のおかげだからね)

社長は基本的にインフラ関係の仕事にも携わっていたそうだが、大手ゼネコンやインフラ事業のほとんどはいま日本で出来ることがほとんどない。
それもそのはずで、日本のインフラ普及率は世界有数だ。
日本中どこを歩いても電線があるし、電線をたどっていけば民家が見つかる。
日本中のあらゆるところに高速道路が普及し、線路が普及し、そして高圧線が普及している。

仮に日本が崩壊して一気に廃墟となり、考古学的文化財産になったとして、その文化を理解するのはたやすいだろう。
各地に残る路線やトンネル、いたるところに等間隔で設置された高圧線をマッピングして、電力事業の送電経路と輸送事業の搬送経路をたどればいとも簡単にどの都市が有力であったかが分かる。




つまり 現時点で日本の最大の強みとは、島国であるがゆえに可能であったインフラ大国であるということ!





これは海路を制した英国とその属国でありながら現在対等な地位を得た米国を相手に経済的に優位な立場を工業国として得ていくための必須条件だったといえる。
昔から地政学では言われているとおり、陸路を制するものよりも海路を制するものの方が強い。


オランダ、フランス、イタリアあたりが強いと言われてきた時代にイギリスが強国として突出できたのは、海戦を制してきたからだと言えるし
古代ギリシャにおいても、ペルシャギリシャの戦いを圧倒的にギリシャ優位へと推し進めていくことが出来たのは、一重に海戦を制してきたからだ。



折りしも、面白いことにいまでこそ日本が誇り、世界に売っている技術の大半は

・自動車
・エレクトロニクス(家電や電機)
・液晶やPC

なわけだが、
実はそれら産業を根底に支え続けてきたのは
戦後世界に誇る技術として日本がずっと研究を重ねてきた造船業とその造船業を成立させてきた重工業なのだ。


つまり、日本が持つ二番目の強みとは、インフラ大国を形成させることを可能にした搬送技術=造船技術である。

このことに関して社長が言っていた台詞が自分の中ではかなり大きな印象を与えるものとなった。



社長:「当時、それから現在に至るまで、戦艦級の造船技術を持っているのは、日本とアメリカだけ。そして日本が持っている最強の造船は、戦艦ヤマトだ」
社長:「技術やエレクトロニクスにかけては米国はかなりの技術を投資してきたが、それと比肩するだけの技術が日本にあるとすれば、まず間違いなく戦艦級の巨大船を制御する技術と、その巨大船の航路を設定する無線信号技術だろう」
ボク:(うおおおおおおおおおお、マジかあああああああああああああ!!!!!!!!!!)





早い話が戦争において日本が強かった技術背景としては、

●戦艦ヤマトを始め、艦隊級の造船技術、あるいは潜水艦があったこと
●それらの制御を可能にする発電、送電技術、制御技術があったこと
(●それと追加するようだが、武士の時代から受け継がれてきた滅私奉公と温故知新的国民性があるかもね、今は失われているけど)


現在、これらの技術は何に取って代わっているかというと、
・FA;ファクトリーオートメーションなどの工場設備投資
・PA:プロセスオートメーションに代表される、原材料加工技術
(・マイナーだが、BA:ビルディングオートメーションってのもある)



いわゆるでかいものを動かす技術ってのは、日本はかなりの程度ノウハウを蓄積してきたってことになる。









まとめるとこういうことになる。

元来日本は技術的には、特定の分野において米国に比肩するだけの技術力を有していた

・造船を代表とする重工業
・インフラを支える技術、具体的には制御信号と電力搬送の分野
・それを元にして自動車産業、エレクトロニクス、液晶や画像認識システムの成長が促されてきた

→ 高度経済成長を支えてきた輸出型のビジネスは、紐解けば戦中に日本が外国と比肩するために研究と開発を重ねてきた、大規模戦艦の制御技術であり、現在はその技術が国外との輸出入や商取引を支える重要な産業を構成する要素となっている。




考えてみたら当たり前なんだけどな。
外貨を稼ぐことや、外から資源を持ってくるが経済成長を意味するとすれば、それは加工貿易の成立を意味する。
そのためにゃ大規模搬送の技術が無けりゃどーにもならん。
つまり大規模搬送ってなんなのよ = 造船技術、および造船制御技術のことじゃろ という話だった。

そして搬送してきたものを加工するためにゃ工場が必要。工場の稼動のためにはエネルギー=電力が必要。
電力が必要ってことは、発電所と電力搬送網が必要。
だから、日本は自ずと島国の立地を地政学的に生かして、徹底的にインフラを整えるということをずっとやってきたわけだ。


近年明らかになってきた重大なニュースとして、実は日本は海底にレアメタルを代表とするまだ手付かずの資源を有しているという話もある。
海底資源を採掘しなかったのは、純粋に収益化にかかる時間的コストに対する経済的費用対効果の問題であって、実用化しかつ普及して利益を出すビジネスモデルの獲得と定着までにかなりの時間がかかるからであって、このあたりをきちんと着手していけば、以前の日本のように、資源がなくて対抗できませんなんてことはなくなるだろう。

まして、戦争のような消耗戦をすることの不毛さや軍閥の形成によって起こりうる不都合の方がはるかに日本にとって損失が大きいことを歴史的に知っている現役世代(つまり戦中世代を親に持つ世代)が、資源を有効利用するという決定をしないとは思えない。
現在は持続可能な社会の形成を理念として掲げているが、これは耐久力のある社会的システムを構築しようという話であり

達成どうのこうのを抜きにすれば、非常に合理的で堅実な道を日本は選んでいると十分言える。


・資源もまだ手付かずのものがある
・また既存の資源をやりくりする技術力や精神(こころの話)も日本人は持ち合わせている
・世界的に見ても有数の堅実さと平和を愛する国へと変化した
(過去戦争でめちゃくちゃなことをやってきた反省としてだけどね 汗)


ゆえに、これからも日本は技術力を向上させ、ものづくり国としてのビジネスモデルを維持し続ける。








結論:
アベノミクス戦略で、というよりも、どんな政治体制になろうが日本がものづくりビジネスモデルから脱却することは現実的でない
  → ゆえにものづくり国家であり続けるという意味で、ものづくり大国として再生する
(なんだかへんな結論になっちゃいましたね 汗)


まぁ、ある種必然みたいなとこあるからなぁ。。。
おおむね、日本が極東に位置するのもある種の地政学的偶然だし
島国であることも偶然だし
過去どの国民にも侵略されたり植民地になったりしたことがなかったことも偶然だし






どんな時代にあっても、ずっとやってきたことこそが強み。
どんなビジネスモデルであるにせよ、日本は基本はものづくりであり、同時に工業的搬送経路の要所であることは変わりませんよ、とそういうことなんだろう。


・制御技術
・通信技術
・搬送網の構築

この三つは変わらんというわけだ。
足りないものがあるとすれば、生み出すことには相当注力してきたから、あとはきちんと回転させることが必要なのだろう。
そういうわけで、いまはむしろ輸送産業や再生事業 = 作ったもんをぐるぐる回していくシステム作り をしたいってことかな?












孫さんの「日本の活路はモバイル」はどういう意味で正しいのか

これは、要するに造船技術、船の制御技術を背景に、日本が何を売っていくかを考えたときに
今日本が売るのはモバイル機器と、モバイルを中心にしたシステムだよって意味なんじゃないかと思うんだけど、違うんだろか?



    自動車 → エレクトロニクス、家電、電機 → 液晶 → 半導体 → モバイル


ってなわけで
共通してんのは「どんどん小型化してんなぁ 汗」ってとこくらいか!? 笑
半導体製造技術はビルゲイツ然り、ジョブス然りで、この時代における革命を起こすひとつの要因であったわけで
現時点でその半導体製造技術( 要するにこれは制御技術の発展のことを言ってるんだが )を生かしきる時代の寵児がモバイルだからってことなんだろう。

で、日本はものづくり大国なんだから、何を作って売るかつったら、時代からしてモバイル周辺に決まってんだろーがおい、液晶の技術も通信の技術も制御の技術もあるんだし、インフラを整えるってこともウン百年も前からやってんだからそこに注力しないでどーすんだよ!!?っていうことなんだろう。







まぁ、正しいよね 笑





敗戦国であることによって受けている弊害や影響




ここは社長から聞いた話をあわせるので、ちょっと聞きかじった程度で信憑性が薄く、上手に説明できる自信がないんだが
日本が技術的に発展を続けていく上で、敗戦国であるということがだいぶ大きな弊害を生んでいるとのこと。

gdgd説明するのが面倒なので、一行に要約すると

日本は敗戦国になったことで、米国を代表とする機関からの法律的制約を架せられている。
具体的には、技術的に日本が進歩することを脅威と感じた諸外国から、特定の技術や特定の領域に関する制限が課せられている。


戦争によって発展していった技術というのはたくさんあって、現在の産業を支えている技術や発展してきた技術(医療や薬学を含め)のほとんどはそのときのノウハウをほとんど使ってるという。

たとえば半導体に吹きかける薬品や洗浄に用いられる薬品なんかは
元は現地住民を大量に殺戮するための科学兵器であったわけだ。
それが、現在では工場の消毒剤なんかに使われていたりするわけ。

日本の資源搬送技術だって、もとは大規模戦艦の制御システムを背景にしてるんだから当然といえば当然だ。




あまりにもその辺の技術が進歩しすぎると、やはりある程度の倫理的に法的制限を設ける必要があるだろう、という米国の判断の下で、日本は軍縮や財閥の解体、また教育方針の抜本的変革と同時に、科学技術においてもいくつかの項目で枷をかけられている


ちなみに同じような弊害を、敗戦国たるドイツやイタリアあたりも経験しているのだが、ドイツあたりはEUの実質的支配者になることによって上手にイギリスに対抗しているよね。アメリカがウォール街を創ることで、シティ・ロンドンを中心とする金融立国イギリスに対抗しているのと実質的にやっていることは同じなのだが、現在EU内ではギリシャの破綻などを代表とする通貨システムの不平等や宗教的対立の問題なんかがちょこっと浮上してきて大変そうなイメージ。

実は日本もASEA NIESとか、アジアでグループ作ってぐるぐる回していこうぜってのを本当はやりたがってるんだけど

・敗戦国である故にに米国を主要取引先とするという立場上、アジアで積極的にグループ作るってのがやりづらい

という地政学的問題がある。
日本海挟めば、ロシアだの中国だの怖そうなのがいっぱいいるしね。
基本当たり障り無くニッチにやっていけりゃいいんじゃねーの!?っていう考え方になっちゃうのは仕方ないのかも。


(もうちょっと詳しい話はこの本でも読んでください)

最新アメリカの政治地図 (講談社現代新書)

最新アメリカの政治地図 (講談社現代新書)











これから江戸時代が到来するんじゃないか?と思う理由


勘違いしないでほしいけど、鎖国するっていう意味ではないよ。
ただ、ネットを中心にどんどん世論が右傾化しているというのはよく聞く話だよね。

是非はともあれ、それは同時に平和な社会であることを意味する
(個人的にはTVでも池上さんがよく述べている通り、他国批判の文脈は実はそのまま日本にも当てはまる。つまり同じ穴の狢なんだよね)




ネットで聞きかじった話を転載するだけなやつを頭が悪いと揶揄する人も多いので
ボクのこの行動も一種の頭の悪さ全開な行動なのかもしれず、軽率なよた話なのかもしれないが
これから先の時代に、再び巨大な戦争がいますぐ起きるとは考えづらい
必ず戦争は起きるわけだが、その戦争が起きる前には必ず大きな平和で幸せな時代がある。

どうしてそういえるのかというと、おおむね大きな平和というのは表面的なもので
必ず何らかの犠牲があって、ジョーカー、つまりババを引いたやつがいるからだ。



戦後の反省をすることによって、社会は幸福なシステム作りというものを作ってきたが
ものすごく当たり前な話として

・完璧なシステムというのはありえない
社会学的に見て、完璧な社会的平等というのはありえない
・幸福という価値観は相対的なものなので、万人に幸福を“保証”することはいついかなる何人にも達成することはできない


人間の脳みそってやつは“ない”ということを意識できないので、限界を意識することが構造上不可能になっているそうだ。

【潜在意識は否定形を理解できない】
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/ryouma/P7.html



無、という概念を生み出したのはインド人であり、このゼロを発明したことが数学的には偉大な飛躍であったとされるとおり、本質的に“ない”ということを証明することは、一般的に悪魔の証明であると言われている。
存在を証明することによって、逆説的に無い、という反証的なやり方によってしか方法はないと思われるが、これは幸福に対する考え方にも大いに適応できると言える。
昔から日本でも魔が差す=間がさす、などといわれているように、何かに夢中になっているときは何か有益な事柄で考えを埋めているとき、人はもっとも幸福であるが、それがひと段落して、ふと気を抜いたときに変な考えが頭に浮かんでくるという。

その考えに取りつかれてしまうと、魔が差したようになり、事件や事故が起こる。

同様に、高度経済成長期にあった日本は、心が目指すべきところや方向を持っていたし
それこそ戦中だって、皇室信仰による国家総動員法のような一丸となって前へ進むみたいな気概があったから日本は発展した。
それが、最近の日本人の考え方がだいぶ個人主義的( 早い話が爺さんたちの言う欧米流 )になってきていることからも分かるように、幸福の価値やあり方について、かなりの程度相対性理論みたいな考え方が普及してきたように思う。


相対性理論ってのは光の速さを基準として、それよりも速いものは現象としては時間が遅くなることで見かけ上光よりも遅くなる。
つまり結論として、光以上の速さは体現できない、というような理論のこと。

同様に人間がマテリアリズム=資本主義と経済成長によって得られる幸福の総量というのは一般的にある程度決まってしまっていて、それ以上を得るとかえって責任や義務ややることが増えて不幸になる、というようなもの。



歴史的にも有名な古典である聖書では、賢王ソロモンが「すべてのものは虚しい」と伝道の書で述べたとされる。
なぜならば、もっとも卑しい者にももっとも賢い者にも等しく同じ死が訪れ、多くのものを生み出し世にすばらしいものを送りだしたとしても、それによって得られる恩恵や益は結局自分以外の誰かのものになってしまうからだ、と言っているわけだが
こりゃ正しいわ。
(その辺を上手に回していく秘訣が実は金融だったりすると俺は思うんだけど、ちょっと個人的な話になるので割愛)




オーバーテクノロジーという単語に代表されるように、特定の時代において進むことの出来る人間の進化の総量ってある程度決まっているのかもね。
ジャンヌダルクが後世に評価されたことなどもそうだけど、行ってきた事柄や業績の意味が後になってから分かることも多いと思う。
そういう意味では、今日本は右傾化しているけれども、ひとつの区切りを得ていままでやってきたことを見直しする時期に入っているのかな、と思う。





江戸時代のもっとも安定した時期は

織田信長による下克上における強力な対等
秀吉による整理と統合
家康による運営(三代目で盤石化)

こういう時期を経てきた。


高度経済成長期が織田信長、その崩壊と変遷が秀吉の時代とすれば
これから日本が向かえるのは家康の時代であり

うぐいすを前にしたときに

信長的な“泣かぬなら殺せ”(軍国主義的)でもなく
秀吉的な“泣かせてみせようぞ”(資本主義的)でもなく

ビジネスも政治も含めて
家康的な“泣くまで待とうか”(ゆとり?笑)みたいなやり方に入ってきたのかなぁ、と思う。
















この時代が最も良い時代であると言える50の理由


私たちの生きる今が、世界史上一番いい時代である50の理由

タイトルはURL先のサムネそのまんまなんだけど。
やっぱり自分たちって恵まれてるんだと思う。
自分探しとか、そういうことをするのもいいけれど、やっぱりそれって昔の人たちがたどってきたことをそのまま踏襲しているだけだったりする。

新しいことを始めるのもいいけど、やっぱり


・自分がその他大勢や大多数と変わらないんだってこと
 → 得ている幸も不幸も、それそのものは個人的に大問題だが、よくある話なんだな、ってこと

・自分以外の多くの人が、財産として残しているものがあるという事実に目を向けること
 → 大抵先人がいるという事実があり、新しいことよりも今やっていることにつなげていくことの方がはるかに重要
 → それは財産であり、有効活用してくれることを願って多くの先人が残してくれたもの

・汎用性こそが技術の真髄であり、普及することや存在することそのものは、おおむね双方向的で相互依存なのだなということ
 → 寡占的で閉鎖的であるものがおおむね進歩的で優良であり続けることはほとんどないといって過言ではないが、機能的にどうしてもそれが必要であるということがありうる
(インフラや、世界平和のためのアメリカの地位など、おおむねそのときそのタイミングではそうならざるを得ないということがあるよね。必ずしも正解ではなかったかもしれないし、時が経てば反省対象となったり批判対象となるけど)






この辺を意識するときに、経済的にあるいは幸福論的に日本がどう変化するか、その中で自分が選びたい立ち位置は何なのか、とか。
まぁいろいろ考えさせられた話だった。

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