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【地政学】最新アメリカの政治地図

最新アメリカの政治地図 (講談社現代新書)

最新アメリカの政治地図 (講談社現代新書)



近代史や現代社会政治について、特に社会学地政学に興味がある自分としては非常にタイムリーな記事。



ちょっと気になる
キーワードとしては


「オイル・フォー・フード」(Oil for food?)
「水資源」
GPSによる一括支配」

このあたりが気になったところ。





それから、WBCSD参加日本企業のリスト


旭硝子株式会社
株式会社デンソー
日立化成工業
本田技研
鹿島建設
関西電力
東京電力
キッコーマン
三菱商事
三井物産
日本電信電話
日本ユニパックホールディング
日産自動車
王子製紙
大阪ガス
セイコー株式会社
損害保険ジャパン
ソニー
太平洋セメント
帝人株式会社(TEIJINか!?)
東京電力
トヨタ自動車



このリストがちょっと気になるかつ面白そうだと思ったのでCLIP






内容について




米国の政治は共和党と民主党に分かれていて、現政権は共和党のもの。
しかし内部にはおおむね5種類の思想系統があるらしい。
この辺の政治思想の分類と行動原理やロジックの説明が前半部分。

キリスト教右派
・ネオ・コンサバ(新右派)
・伝統主義者
リバタリアン自由主義?)
・共和党エスタブリッシュメント(本書ではビジネスリアリストという表現での言及が多い)



このネオコンキリスト教右派を取り込んで政治における得票数を堅実に取り込もうという動きが十年前のブッシュ政権成立の背景にあったらしい。
人気取りの浮動票よりは組織票の方に重きを置いた政治戦略が功を奏しやすいという例。
政教分離はアメリカでも唱えられていているが、どこの国でもどの歴史でもそうだけど、やっぱり宗教というのは思想の代名詞であり、政治的に利用されやすい存在なのは変わらない。

しかし後半でも語られるように、実際は共和党の主勢力たるリバタリアンや共和党エスタブリッシュメント=ビジネス・リアリストたちと政権を握る官僚たちによって構成されたインナーサークルの戦略の中に組み込まれてるだけなんだよね。
やっぱり宗教は基本統治機関によって利用されている例が多い。


本書はどちらかというと、この主勢力である経済界と官僚たちの動きに着目して、アメリカの政治地図の実体を明らかにしようというもの。

改めて、地政学という学問の重要性に気づかされるとともに、大航海時代がもたらした国ごとの戦略の差が現代の地理や経済にどのような影響を与えているかや、日本の地理的優位が現在封印されていること、それを行ったアメリカがユーラシア大陸に対して行っている牽制と、ユーラシア大陸側が行っている抵抗
なぜ中東がいつも不穏なのか、その背後にいるフランスという存在やドイツ、EUという米国に比肩する存在となりつつある複合機関の国際政治にもたらす影響などが書かれている。


アメリカの崩壊が近いと騒がれる理由の一旦を理解できたような気がする。




地政学的には海洋を制するものが世界を制するといわれていて
その海洋を制する上で宇宙開発とGPS衛星による監視が必要だったこと
そして現代はユーラシアを制するものが世界を制するといわれていて
それが陸上交通網の発達と情報インフラの発展であるということ、などなど。。。



自分がこれから生きていくうえで知っていなければならないと思う情報が盛りだくさんだった。

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