相対主義
経験ないし文化の構成要素やそれに対する物の見方が、その他の複数の要素や見方と相対的関係(is relative to)すなわち相互依存関係(is dependent on)にあるという考え方である。ある相対主義者[誰?]の主張によれば、人間は、感覚などの認識上のバイアス、言語などの記号上のバイアスまたはその他の人々と共有する文化的バイアスのせいで、信念や振舞を自己の歴史的・文化的文脈においてしか理解できない。つまり、相対主義の主張とは、ある要素は特定のフレームワークないし観点との相対的関係においてしか実在せず、そのフレームワークや立場は全ての人々において異なるという考え方
しかしこれは矛盾を孕む。
相対主義は「相対主義を認めない」も許容するのか。
あるいは「どの主張も絶対的に正しくない」という相対主義の主張は絶対的なのか。
個人的に思うこと。
人間には善悪を規定する権限が与えられていない。
よって、人間には、何がふさわしいかを考えるまでが限界。