今北産業風・ねっとさーふぃんの記録@ほ(ん)の(り)むらさき

毎日やってるネットサーフィンの記録から一年間の自分を振り返るためのチラシの裏です

相関と因果関係を混ぜる

・犯罪者の多くがパンを食べるからといって、パンを食べている人の中に犯罪者がいることにはならない。

・1914年以降に犯罪が多発しているからといって、必ずしもその世代がもっとも悪質な世代ということにはならん。


間違っている帰納的論理展開

帰納的に解を求めるには「適切な事例の選択」と「因果関係と相関関係を混同しないこと」が必要です。

この約束事を破り、恣意的に事例を選択したり意図的に因果関係と相関関係を混同したりすることによりダマシは思惑にそう解を導き出すことができます。

水関係のトンデモ*1では恣意的な事例選択によりあたかも水が言葉を認識しているかのような解を導き出していますし、植物関係のトンデモ*2では因果関係と相関関係を混同することであたかも植物が会話や音楽を認識しているかのような解を導き出しています。

恣意的に事例を選択すればダマシの思惑通りの「○○の法則」を導き出せますし、因果関係と相関関係を混同すればダマシの思惑通りの「××は△△だから□□」という主張ができるというわけです。