Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

EverNoteからLOG

アイデアやハウツー、時事ネタなど、EverNoteにclipしたもので収まらないものを少しずつ備忘Log & Archiveしていきます。人生はきっと、最適化問題。

記憶法 (4)ニーモニクス

記憶法

ニーモニクス(記憶術)

 古代ギリシアの時代から弁論術の伝統の中で用いられて来たもの。
 基本は記憶したい情報をイメージ化し結びつけること。精緻化の一種と考えられる。
 効果は高いが複雑なものになるほど訓練が必要となる。

いかにして忘れられないイメージを作り上げるか/記憶術やや詳しい目その2 読書猿Classic: between / beyond readers

24.ペア法

 二つのものをイメージして結びつける。新奇なイメージの方が効果的。

Pairシステムで単語を覚える/記憶術やや詳しい目その3 読書猿Classic: between / beyond readers

25.リンク法

 ペア法を数珠繋ぎにして使用する。たとえばABCDE……といったものを覚える場合、AとBをまず結びつけて覚え、次にBとCを、その次にCとDを……といった風に、数珠つなぎにして覚えていく。
 長所:記憶したいもの自体が次々とイメージを結びつけるものになるので、空間法やペグ法のような事前準備が不要
 短所:リンクをたどって思い出すことになるので、順不同で呼び出したいものの記憶には向かない。

Linkシステムで数珠つなぎに覚える/記憶術やや詳しい目その4 読書猿Classic: between / beyond readers


26.場所法

 よく使う通りやよく行く場所、自分の部屋(にある家具)など熟知したものを手がかりに、記憶したい事項を結びつけて記憶する。記憶したいものを場所・位置情報と結びつけるため効果が高い。
 ルリアが報告した記憶術者Sもこの方法を使用している。


 長所:記憶したい情報と場所が一対一対応しているので、リンク法と違い、ある程度の順不同でも思い出せる"
 短所:結びつけるための場所を用意しておくことが必要。

27.手指法

 記憶したいものを手の指に結び付けてイメージする。
 指の数以下の項目についてしか使えないが、メモが取れない場合など、とっさの場合に役に立つ。

28.身体法

 記憶したいものを、頭頂、額、まゆ、目……と、体の各部分に結びつけてイメージする。
 手の指よりを多くのものを結びつけることができるが、あらかじめどの場所を使うか決めておき、慣れておく必要がある。

29.時計法

 アナログ時計の数字の上に記憶したいものを置いたイメージをつくる。

30.マイルーム法

 自分が普段いる場所に記憶したいものを置いたイメージをつくる。これもあらかじめどの場所を使うか決めておき、慣れておく必要がある。

31.トリップ法

 通学・通勤経路に記憶したいものを置いたイメージをつくる。
 通る駅、バス停などを使うことが多い。

32.ミュージアム法

 博物館や美術館の展示に、記憶したいものを結びつける。
 長所:大規模で著名作品が多い美術館・博物館を使えるなら、相当の量の記憶が可能。
 短所:あらかじめ記憶に使う美術館・博物館を選んで通い、展示内容と空間配置を熟知しておく必要がある。

33.鉤語(ペグ)法

 〈場所〉のかわりに、記憶したいものを結びつける「かけくぎ(ペグ)」を用意しておく方法。あらかじめ、かけくぎ(ペグ)を準備しておき、すぐに呼び出せるよう記憶しておくことが必要になる。
 長所:ペグを数字と対応してつくるので、任意の何番目のアイテムを思い出すということも可能。
 短所:あらかじめペグを作っておく必要がある。現実のニーズでは1種類のものを大量に覚えることよりも、少量だが多種類のものを覚えることが多い。同じペグを異なる系列につかうと混乱しやすいが、何種類ものペグを用意する必要が出てくる。

音韻ペグの例

1→one→sun,fun,gun,nun
2→two→shoe,Jew
3→three→tree,bee,key,tea
4→four→door,core
5→five→live
6→six→sticks
7→seven→heaven
8→eight→gate,date,fate,mate
9→nine→line,sign,pine,wine/10→ten→pen,men,hen

形態ペグの例
1→鉛筆、煙突
2→アヒル
3→耳、唇
4→ヨット
5→鍵
6→さくらん
7→がけ、鎌
8→だるま
9→オタマジャクシ
0→卵

34.フォネティック法

 伝統的記憶術の最も洗練された/最も訓練を必要とする方法。
 ルールに基づいて組織的に何種類でもペグを作り出すことでペグ法の欠点を解消する。
 長所:作り出されるペグは数字に基づいているため順序が自動的に決まるので、あらかじめ必要なペグを用意しなければならないペグ法の欠点が克服されている
 短所:いつでも作れるとはいうものの、数字に対応して、なおかつイメージしやすく記憶術に使いやすいペグをつくるには訓練が必要"

究極の記憶術Phoneticシステムで大容量記憶にランダム・アクセスする 読書猿Classic: between / beyond readers

数字子音置換法

0→s,c(サ行の音),z/1→t,d,th/2→n/3→m/4→r/5→l/6→sh,ch,j,g(ヂャ行の音)/7→k,c(カ行の音),g(ガ行の音),ng/8→f,v/9→p,bこれ以外のアルファベット(母音字は任意に使えるので、同じ数字に対応する無数のペグをつくることができる)

数字仮名置換法

1→あ行/2→か行/3→さ行/4→た行/5→な行/6→は行/7→ま行/8→や行/9→ら行/0わ、ぱ行
それぞれの行の文字はすべて使えるので、同じ数字に対応する無数のペグをつくることができる

35.フォネティック・マップ人工的なペグを組み合わせて(例10×10=100マスの)マトリクスをつくり、空間配置や地図を記憶したり、大量のものを覚えるのに使う。
36.ドミニック法

 マインドマップのトニー・ブザンが主催した世界記憶力大会でチャンピオンになったドミニク・オブライエンの方法。


 ペグをつくるのに、数字をアルファベットに変換し
(1→A、2→B、3→C、4→D、5→E、6→S、7→G、8→H、9→N、0→O)、そのアルファベットのイニシャルをもつ人物の顔に結びつける。つまり二桁の数字を人物の映像と結びつけたものを用意して、これをペグに使うもの。

(例)27→BG→Bill Gates→



 長所:人の顔は最もよく記憶されるものであるので、ペグとしては使いやすい。
 短所:イニシャルが異なり自分がイメージしやすい100人をあらかじめ選んで、すぐに使えるように用意(記憶)しておく必要がある。

37.ドミニック・ホテル法

 ドミニック・キーを組み合わせてフォネティック・マップ法を行う。
 100×100=10000個の記憶の部屋をつくる事になる。

Remove all ads