奇数番号のファイルと偶数番号のファイルをマージしたいときの小技
【 使える場面 】
自炊した本をスキャンしたときに、大量に生まれる裏表のPDFファイル。
ファクスを使えば簡単にPDFに出来てしまうが、奇数ページで取り込んだファイルと、偶数ページで取り込んだファイルで別々になってしまうところがたまにキズ。ところが、巷のPDF分割フリーソフトと、windowsの名前編集法則を使えば簡単にページ番号を意識したリネームが出来てしまう
そんなときは、以下の手順でPDFファイルをスプリット→マージしてみよう
手順01
奇数ファイルと偶数ファイルをそれぞれ、一枚一枚のPDFとしてスプリットする
(※筆者はDebunuPDFを使っている)
手順02
スプリットしたPDFに対して、リネームソフトを使ってファイル名+連番の形に変更する
(※筆者はNamelyを使っている)
このときのコツなのだが…
◇ 奇数ページのPDFは ファイル名+三桁の連番
◇ 偶数ページのPDFは ファイル名+二桁の連番
こうすると、一つのフォルダで名前順にソート(並び替え)したときに
上手い具合に 奇数 → 偶数 → 奇数 → 偶数 の形にファイルが並ぶのである
手順03
最後に、奇数 → 偶数 でページ番号順に並んだファイルを一括選択。
一括選択した状態で、一番上のファイルの名前を変更すると、その名前+連番でファイル名が整形・整列される。
これはwindowsにおけるディレクトリが持つ標準機能みたいだ。
こうして整列が終わったPDFを 再選択→連番名前変更すれば、分割されたPDFをページ順にマージできる