□詭弁
媒概念曖昧の虚偽 (fallacy of the ambiguous middle)A「塩は水に溶ける。あなた方は地の塩である。ゆえにあなた方は水に溶ける」[5]B「非戦闘地域は、戦闘がおきていない。自衛隊の行く場所は、非戦闘地域だ。だから自衛隊の行く場所は、戦闘がおきていない…
早まった一般化 (hasty generalization)A「私が今まで付き合った4人の男は、皆私に暴力を振るった。男というものは暴力を好む生き物なのだ」Aの発言は、少ない例から普遍的な結論を導こうとしており、早まった一般化となる[6]。仮に「男というものは暴力が好…
後件肯定の虚偽 (affirming the consequent)A「対象についてよく知らないと人は恐怖を感じる。つまり、怖がりな奴は無知なんだよ」Aの発言は「XはYである。Yである。故にXでもある」という形式の論理であり、これは論理学で後件肯定の虚偽と呼ばれる。命題か…
未知論証 (ad ignorantiam)A「B氏は地底人がいないと断言している。しかし、そんな証拠はないので地底人はいることになる」Aの発言は、「XがYでない事は誰にも証明出来ない。故にXはYである」という形式の推論で、これは未知論証という。「結論できない」と…
前件否定の虚偽 (denying the antecedent)A「自分がされて嫌なことは、人にもするな(黄金律)」B「なら自分がされて嫌でなければ、人にしても良いって事になるな」Aの発言に対するBの返答は「XはYである。Xではない。故にYではない」という形式の論理であり…