Auto-CADでコマンド操作をするときの手順 その2 作図方法
*コマンドラインを用いた作図
作図したい図形の距離が定まっている場合には、座標値に置き換えてコマンドラインを使ってみる
画面下部のコマンドラインにて以下のように座標値を入力していく
●内容とポイント
・絶対座標 …座標を打つだけ
・相対座標 …@を使って座標を打つ
・極座標 …
・直接座標 …
◆『絶対座標』
→ コマンドラインに、X(横)Y(縦)を入力していく
<ポイント>
コマンドラインに、『座標』を入力していく方法である
<入力方法>
コマンドラインに、座標を入力
>手順<
①線分コマンドを実行
ここで、コマンドラインに[ _line 1 点目を指定:]と表示されます。
②1点目となるA(0,0)の座標を入力し「Enter」もしくは「右クリック」で確定
[ _line 1 点目を指定:0,0] Enter
すると、コマンドラインに[次の点を指定 または [元に戻す(U)]:]と表示されます。
③続いて2点目となるB(100,0)の座標を入力
[次の点を指定 または [元に戻す(U)]:100,0] Enter
④あとは同じ要領で、コマンドラインの指示に従いながらC、D、E、Fの座標を入力し、最後にAに戻ってください。
⑤A(0,0)に戻ったら、「Enter」もしくは「右クリック」でコマンド終了
◆『相対座標』から
→ コマンドラインに、『@を用いて』X(横)Y(縦)を入力していく
<ポイント>
・@を使って入力する
・最初に指定した点が基準に、次の距離を計算して点を指定していく
<入力方法>
@X方向の距離 , Y方向の距離
>手順<
①線分コマンドを実行
1点目となるA(0,0)の座標を入力し確定
②2点目となるBまでの距離を入力
[次の点を指定 または [元に戻す(U)]:@100,0] Enter
③続いて3点目となるCまでの距離を入力(直前の点Bから)
[次の点を指定 または [元に戻す(U)]:@0,150] Enter
④4点目のDまでの距離を入力(直前の点Cから)
[次の点を指定 または [元に戻す(U)]:@-50,50] Enter
⑤あとは同じ要領でE、Fまで入力し、最後にAに戻ります。
⑥A(0,0)に戻ったら、「Enter」もしくは「右クリック」でコマンド終了
ポイント
X方向・・・右方向なら距離は正、左方向なら距離は負
Y方向・・・上方向なら距離は正、下方向なら距離は負
◆極座標