頻度や確率について人が認知することを確率的判断という。
本来ある出来事や事象が発生する頻度には『基準値』があるが
それを度外視して、個別の事象の確率にのみ着眼してしまうこと
例えば、ある病気にかかったひと10人のうち、8人を治すことのできる薬
は、非常に効果が高いように思えるが
実際のところ、その病気自体がどれくらいの頻度でどういう条件でおきる病気なのかについて注意を払っていない
統計的数値が必ずしも説得力を持っているわけではないことを示す一例。
%や率を用いている場合には、基準値となる数字をよく見ることが重要