詭弁 10 ストローマン
A「私は子どもが道路で遊ぶのは危険だと思う。」
B「そうは思わない。なぜなら子どもが外で遊ぶのは良いことだからだ。
Aは子どもを一日中家に閉じ込めておけというが、果たしてそれは正しい子育てなのだろうか。」
ストローマン (Straw man)
A 「私は子どもが道路で遊ぶのは危険だと思う。」B 「そうは思わない、子どもが外で遊ぶのは良いことだ。A氏は子どもを一日中家に閉じ込めておけというが、果たしてそれは正しい子育てなのだろうか。」
わら人形、わら人形論法、架空の論法ともいう。Aが主張していないことを自分の都合の良いように表現しなおし、さも主張しているかのように取り上げ論破することでAを論破したかのように見せかける。燻製ニシンの虚偽 (red herring)。論理性が未熟なため相手の主張を誤解している場合は誤謬であるが、意図的に歪曲している場合は詭弁となる。議論が過熱し論点が見えにくくなると起きやすい。社会生活上よく見られる。
・誰もそんなことは言ってない