今北産業風・ねっとさーふぃんの記録@ほ(ん)の(り)むらさき

毎日やってるネットサーフィンの記録から一年間の自分を振り返るためのチラシの裏です

推論の誤り → ヘンペルのカラス

「AならばBである」という命題の真偽は、その対偶「BでないものはAでない」の真偽と必ず同値となる[3][4][5]。全称命題「全てのカラスは黒い」という命題はその対偶「黒くないものはカラスでない」と同値であるので、「全てのカラスは黒い」という命題を証明するには「全ての黒くないものはカラスでない」ことを証明すれば良い[3][4]。そして「全ての黒くないものはカラスでない」という命題は、世界中の黒くないものを順に調べ、それらの中に一つもカラスがないことをチェックすれば証明することができる[4]。こうして、カラスを一羽も調べること無く、「カラスは黒い」という命題が、事実に合致するか否かを証明できるのである[3][4]。これは日常的な感覚からすれば奇妙にも見える[3][4]。






不在を証明する事で、逆説的にすべてのカラスは黒いを証明する。
しかしそれは無理。