お金の仕組み(6)経済の構造
バブルの問題点や要因
〈BIS公表〉[流動性並びに金融の㌟]:
・資産価格の上昇に伴い、多くの金融機関は借入を増やして順張りする
・基本的に余剰資産は遊ばせずに追加購入と拡大を目指す
・この順張りは、procyclicality〈㌟の同調回転〉なので
崩落すると逆回転が激しい
◯特定のセクター(不動産などの特定産業)への過度の信認
→ 証券化と投資が相注ぎ、貸出が集中する
◯規制緩和と自由化により値幅〈スプレッド〉が低下する
→ 利益が出にくくなる
◯与信基準緩和で、セクターによるボリュームが積み増しする
◯政府の経済成長政策に対する集中的な設備投資による過剰債務
☆異常気象によるゲリラ豪雨とバブルの関係
都市や住宅というコンクリートが、この㌟を生んでいる。
〈晴れの日〉
◯都市 = 実体経済
Co2排出 : [ ローン審査基準緩和 ]
上昇気流 : [ バブルの発生 ]
太陽光 : [ 金融の緩和 ]
◯海洋 = 金融経済
海水温の上昇
→ 過剰流動性
〈ゲリラ豪雨〉
◯都市 = 実体経済
コンクリートの塊:varモデル
⇓ 上昇気流 強化
積乱雲の形成 : 価格の急騰
⇓ 上空にて休息冷却 : 需要減退
ゲリラ豪雨、あるいは雷雨 = バブルの崩壊
⇓
都市型水害 : 価格の暴落
◯海洋 = 金融市場
☆金融危機の構造
〈金融危機〉
⇓
〈実体経済危機〉: 住宅への信認
⇓
〈ドル暴落〉 : ドルへの信認