今北産業風・ねっとさーふぃんの記録@ほ(ん)の(り)むらさき

毎日やってるネットサーフィンの記録から一年間の自分を振り返るためのチラシの裏です

お金の仕組み(7)FRB

◯1910年にジキル島(モルガン所有)に集合した6人

ポール・ウォーバーグ    ・・・ロスチャイルド銀行
ベンジャミン・ストロング  ・・・モルガン銀行
アブラハム・ビアット・アンドリュー 米国財務省
フランク・ヴァンだーリップ ・・・シティ銀行
チャールズ・ノートン    ・・・DAIICHIインターナショナル銀行
ネルソン・オルドリッチ   ・・・上院議員
JPモルガン 大君     ・・・

・彼らは世界の総資産の1/6を持っていた。
・1907の恐慌は、ジェイコプス・シフやロックフェラーたちによるもの
→ 企業乗っ取り

・ネルソンはモルガンのビジネスパートナーで、ロックフェラージュニアの義父、息子はチェース銀行の頭取

ルーズベルトとウィルソンは〈保護関税〉と〈所得税〉と〈FRB法案可決〉に銀行家に利用される
・この銀行家とは、国際金融資本家である。

◯ロンドンにいる国際金融資本家
・モルガン一族 
ロスチャイルド家
・ロックフェラー


◯国際金融資本家は政治家や国家を相手に儲けるため、戦争を後押しする

ビルダーバーグ、三極委員会、FRBにより維持された。

ロシア革命のため、レーニンやトロツキーに融資
・戦費調達の資金の利息が流れ込んだ
大恐慌はニューヨーク銀行により人為的に引き起こされ、暴落した株はインサイダーや大物政治家によって買い占められた


※ジェラルド・ナイが公聴会にて、戦争で儲けた利益を銀行家に問い詰めた

※1917に注目。

ビルダーバーグ会議

☆参加者一覧☆
・大統領顧問のジョージ・ステファノポリス
・サム・ナン上院議員
・ディビッド・ロックフェラー
・元上院議員のロイド・ベンソン
ヘンリー・キッシンジャー

ビルダーバーグ会議に招かれた多くの政治家が大統領に選出されている

◯彼らの多くが得てきた利益の手法
・麻薬
・奴隷
・戦争
・紙幣発行と貸付

◯世界に流通する通貨の内、95%は借用書である
◯95%は本物だが、5%の嘘と誤りで、難なく人は殺せる

●お金の歴史

☆本来は物々交換であった、物質の流動性を上げるために貨幣概念が生まれた。
☆価値の尺度、貯蔵、流通という性質を持つ。
☆考え方としては“媒介物”や“触媒”という見方が当てはまる。

◆金貨の誕生

①貨幣概念を成立させるものは様々あったが、やがて金や銀や鋳鉄になっていった。

②貨幣を鋳造する人として、ゴールドスミスがいた。

③彼らは “ 鋳造貨幣 ”を作り上げるだけでなく、それを預かる金庫番の役目も果たした。

④彼らは金庫を貸す事で、手数料を得た。

◆紙幣の誕生

① やがて、その預り証が、紙幣という概念を産むことに彼らは気付いた

②例えばゴールドスミスに金を預けるAとBがいて、二人の間で売買か成立させるには、預り証の交換で事足りる

③他人の預金を元に預り証を発行すれば、金と同等の価値を創造できる事にゴールドスミスは気付いた。

◆融資による “ 信用創造 ”の誕生

①紙幣を思いついたゴールドスミスは、さらに“ 信用創造 ”できることに気付いた。

②現状は金庫にある金の量が紙幣の発行量を制限しているが、これを逆手に取って、他人に紙幣を発行して紙幣を返却させれば、無限に紙幣を創造出来るのではないかと考えた。

③ゴールドスミスは“ 紙幣 ”を“ 貸す “、「金貸し」を始めて、利息をとっていった。

◆“ 信用創造 ”の仕組み

信用創造 準備

【銀行家】は開業に際して、【中央銀行】に預金準備率に基づき
預金を行う。
仮にこれが9:1として、1 1 1 1 .12ドルを預けた銀行家は
9倍の一万ドルの融資権利を有する事になる。

◯第一回信用創造 ステップ〈1〉

①一万ドルの車を買いたいAが、【銀行家】に金を借りに来る。
②【銀行家】は預金準備率に基づき一万ドルを〈信用創造〉する
③一万ドルを借りたAは車の所有者Bから車を購入する
・この時点で【銀行家】はAに【融資】を行い、利息を得る。
・Aと【銀行家】の間で作られた〈債権〉が〈金〉となる。

④車の所有者Bは、購入者Aから支払われる金を【銀行家】に預ける
⑤【銀行家】はBから、一万ドルを預かる。

→ この一万ドルは預金準備率9:1により仕分けられて、銀行家は
一万ドルのうち、9000ドルを融資する権利を得る。

信用創造 ステップ〈2〉

①「ステップ1」にて、【銀行家】は9000ドルの融資権を得ている。
②この9000ドル分が融資による〈債権発行〉→〈預金〉の流れによって、第三者たるCを介して【銀行家】のもとに戻ってくる。

→この9000ドルによって、【銀行家】は預金準備率9:1に従い、
9000ドルのうち、8100ドルを融資する権利を得る。

信用創造 ステップ〈3〉

①ステップ〈1〉〈2〉を繰り返すことで、【銀行家】は〈預金〉がなされる限り、〈信用創造〉を続けることができる

一回目・・・ 9000
二回目・・・ 8100
三回目・・・ 7290
四回目・・・ 6561
以下 ループ

これにより、〈信用創造〉にて、計10万ドルを銀行家は創り出せる。

②これらの工程ひとつひとつに対して、銀行家は手数料をとり、同時に利息をつけることができる。

・〈融資〉の際に、返金される額に対して利息を得る
 → つまり〈信用創造〉された10万ドルの利息を得る
・〈手数料〉を手に入れる事で、〈預金準備率〉を膨らませられる

◯このシステムはいつ生まれたのか?

約三百年前、イングランド銀行にて王室から特許を貰い、2:1で受領証を発行したことに起因する。

ついで二百年ほど前、1825年にロスチャイルド家は、イングランド銀行通貨発行権を入手する。






●お金のシステム

・〈貸付〉によって〈信用創造〉が維持されている

●システムが存続している理由とその破綻

①〈返済〉が完了してしまうと、逆に流通する貨幣の大部分が価値を失う

 → 結果、流通経済に基づくシステム全体が破綻する

・〈返済〉の完了は、〈信用創造〉のストップを意味する
・銀行家は〈貸付〉によって〈信用創造〉しているので、〈貸付〉出来ない場合、〈信用創造〉システムが機能せず、〈紙幣〉が回転しない
・〈利息〉をつけられないので、預金が膨らまない

 → 〈貸付〉(ローン)により、銀行は機能しなくなる

②流通経済の破綻は次の事を意味する

・流通経済を支える〈紙幣〉の供給は〈貸付〉(ローン)で支えられている

・よって、〈貸付〉(ローン)の供給がなされない事で、流通を支える〈紙幣〉が干上がり、個人が使用できるはずの〈お金〉も干上がる
 → 世界恐慌

●破綻する理由

①長期ローンや政府の借金で利息の総額が元金を上回ること

・〈利息〉という概念によって、創造された金が膨らむ
・しかし、この〈利息〉は本来存在する〈元金〉を超えてはならない
・何故なら〈利息〉は存在しないマネーであるので、他者の〈貸付〉によって生まれた〈信用創造〉によって調達せねばならぬ事になる
・よって【市場経済】全体で考えるに、〈利息〉の分も同様にどこかで〈信用創造〉が行われ、それを借手は得ていないと、借手は〈利息〉を返済できない

 → 〈利息〉を得られない場合、銀行は抵当権を実行せざるを得ない
 → これを〈Default〉と言う

・長期による〈貸付〉は莫大な〈利息〉を生む分、Defaultを起こしやすい
・Defaultの多発はシステムの破綻を意味するので、これを起こさぬように、①審査を厳しくする ②〈信用創造〉により経済を成長させる

 → newsで取り沙汰される「経済成長率?%」はそのこと

●このシステムが抱える問題点

①〈貸付〉と〈返済〉のバランス

・バランスを維持するために経済は成長せねばならない。永遠に。しかもその成長は直線的ではなく、急勾配を描くカーブである。

 → インフレを産む

②〈実物経済〉と〈信用創造=マネーサプライ〉とのバランス

・〈信用創造〉とは〈価値〉に基づくものなので、実際には地球の資源とエネルギーと、社会に存在するサービスや価値の生産量に基づいて行われる
・結果として、あらゆる資源とエネルギーが拡大し消費されることを意味する

③〈貸付〉の多くは政府によって維持され、〈税金〉で還元される

・つまり政府の積極的な消費が〈貸付〉を産み、返済を可能にする
・しかし〈税金〉が上昇するので、市民は望まない〈返済〉を迫られる