レバレッジ勉強法(7) HWTM:山勘を当てる四つのフレームワーク
技術的なことであれば
コードを読み直すドキュメントを読み直す本を読む人に聞くGoogleで検索する
などたくさんの手段があり、解決は意外と簡単な場合が多いです。
●「難しすぎてどこから手をつけてよいか分からない」
「良い設計が浮かばない」「どうしてもバグがつぶせない」
などのシチュエーションはどうでしょうか。
→ このような場合は、「分析」と「困難の分割」が有効です。
1st STEP : 問題の分析
【自問点】
・どこまでは分かって、どこから分からないのか?
・何が分からないのか?
・障害となっているものは何か?
2nd STEP : 核の抽出
分析で明らかになった「困難さ」の核の部分を細かく分割する
→ 「どうにかこなせそうな小さな困難」に分割することです。
EX)「インタプリタの実装が分からない」といった場合
→Webなどで調べて、まずは字句解析が必要であることを知る
→字句解析の意味を知る
→字句解析の定石を知る
→文字列処理を知る
細かい単位に分割していき、自分がぎりぎり理解できるところまでそれを進めます。
「インタプリタの実装をする」という大きな困難は「文字列処理を勉強する」という具体的で扱いやすいものになる。
これを繰り返すことで最終的には「インタプリタの実装」にたどり着くわけです。
更に分析や分割の際に、適当に図や絵を描いてみるのが結構有効なのでお試しください。
【HWTM】:山勘を当てる四つのフレームワーク
【H:History】歴史を知る
・何故その知識は生み出されたのか
・どのように変遷してきたか
【W:Where is】世界を見る
・どこでどのように用いられてきたか
・ 誰が使っているのか
【T:Target for】対象を知る
・その知識によって何が達成されるのか
・どのように達成されるのか
【M:My task】
・自分が関係する所はどこか
・どこから着手できるのか
【基礎力を付ける8つのステップ】
●<1>:基礎を最初から徹底的に学ぶ
●<2>:『勉強の仕方』を教えてもらい、徹底的に真似する
●<3>:勉強対象をしっかりと概念で捉える
・自分が生きる社会で、どんな役割を担うのか
・どこでどのように用いられ、発展してきたのか
・今後望まれている変化は何が考えられるか
・学ぶ者に求められている資質はなにか
●<4>:きちんとアウトプットする場を作る
・blogでもよい
・成果をどこかに必ず吐き出して計測したり、後から見れるようにする
→ 知識というものは無形であるから、言語にしたり、文字に落としたり、点数にすることで定量分析できる
●<5>:勉強した内容で空想を広げて楽しんでみる
・夢をみたりイメージする力が右脳の力を押上げ、勉強を楽しくする
・夢を見ることを諦めず、イメージし続けることで実態を呼び寄せることができる
・とにかく、イメージ力を高めること
→ より具体的に、より緻密にイメージをする
●<6>:明日からすぐに役に立つことを勉強する
・エンジニアや事務、プログラマならば
ActionScriptや、VBAスクリプト、シェルの書き方や、設計に関する本を読む
●<7>:TOEIC800点を目標にするため、英字の新聞や雑誌を読むなど、身近に成果を感じられるものを組み込む
→ TOEICのCDなどを購入して、時折点数を確認し、弱点を把握してみる
●<8>:マインドマップを作って目標ややる事を管理していく