購入後にかかる経費
【購入後に発生する費用】
(1)税金、火災保険
・固定資産税(毎年五月)
一棟マンションだと数百万クラスになる
・火災保険・地震保険
(2)管理会社に支払う管理委託費用
・毎月の賃料の5%
(入居者の信用チェック、募集業務、賃貸借契約書などの必要書類作成・保管、仲介業者への媒介契約締結、入居者へ賃貸借契約、一ヶ月の事務手数料
・新規入居者募集のための広告費用
(賃料の1~2ヶ月分)
・入居者更新手数料の50%
(残りは大家所得)
(3)貸借人入れ替えにかかわる費用
・ルームクリーニング
・原状回復リフォーム
(4)建物設備、建物周りのコスト
・定期清掃(毎月)
→ シルバー人材センターもOK
・除草費用(年に二回から三回)
→ 駐車場や庭、外溝に3万から5万
・共用部電灯交換
→ 管理会社だと千円かかる
(5)建物、設備の維持コスト
・蛇口
・換気扇
・エアコン
・ドアノブ
・下水管の高圧洗浄(2~3年)
→ 配管の寿命は一般的に20年から30年と言われているが、雑配水管洗浄を定期的に行うことで寿命を倍にできる
・消防点検費用(毎年)
→ 住居マンションは三年、店舗付きなら一年ごとに消防署に点検報告
→ 費用は半年に一回5万から10万+交換品の費用
・屋上防水、外壁塗装
→ 10~15年程度。面積×1~2万程度
・鉄部の塗装
→ 五年ごと。早めのメンテナンスをしないと錆びて穴が開く。丸ごと交換で高額になる
・集合郵便受けの交換
→ 15~20年ごと。個数×2万円くらい
・外廊下の防水と塗装(20年ごと)
→ 床、立ち上がり、壁、天井。20戸程度で50万
・受水槽、加圧ポンプ、揚水ポンプの維持コスト(10~15年)
→ 3階以上の建物に必要なコスト。一年に一回清掃、点検で5万から10万
加圧ポンプや揚水ポンプならば、10~15年で交換@100万くらい
→ 停電や故障による断水に対する年間メンテナンス料金数万円
・エレベーターの維持コスト(1)
→ 毎月数万円、昇降機検査資格
・エレベーターの維持コスト(2)
→ 修理の場合。全交換は500~1000万円
・浄化水槽の清掃費用
→ 毎月の汲み取りと点検費用
・公共下水設備の工事
→ 100万から200万くらい。浄化槽ならはやめに公共下水設備に切り替えたほうがよい