バブルかどうかを指数で判断する方法
不動産の場合の見るべき指標
① 住宅指数
『日本不動産研究所』より “不動研住宅価格指数”
⇒ 東日本不動産流通機構が提供した
首都圏、中古マンションの成約価格除法のまとめ
同一物件の価格変化をまとめて指数にしている
・特定の年を100として各年の価格を指数化して見れる
・特定の年の政策や経済の動きと絡めるといろいろ分かる
2000年1月を100とすると
首都圏で価格が上昇しているのは東京のみ
他は軒並み20~30%も中古マンションが下落している。
現代では、キャピタルを狙えない物件を買うと、低ローンで融資を引き出せても大損する可能性がある。
『東京カンテイ』より“年収倍率”
… 平均マンション価格を平均年収で割った値
( ※通常、5倍から6倍が無理のない価格とされている)
◇新築マンション
2015年だと、全国平均が7倍を超えているので、
新築マンションの価格がかなり高騰していると分かる
ちなみに東京がバブルで18倍。500万の人が9000万のマンションを買ってる計算。
崩壊後の底値は東京で7.13倍。
② 銀行貸し出し 年収倍率
『日銀統計』より不動産業界向け 融資
◇2015年時点
・不動産業界向け 14.1%
・個人の住宅 40.7%
◇2007年リーマンショック
・不動産業界向け 14.5%
・個人の住宅 38.9%
※2015年現在、都内は平均6222万円で
直前ピークの07年の6120万円を上回っている
【その他チェック項目】
・どこで取引が多くなっているのか (局地的な変動が見られるか)
・誰が取引をしているのか(年収や人種の分布で、外国人なのかや富裕層なのかが分かる)