今北産業風・ねっとさーふぃんの記録@ほ(ん)の(り)むらさき

毎日やってるネットサーフィンの記録から一年間の自分を振り返るためのチラシの裏です

上司と上手くいかない人の10の法則


◆〝人に好かれる〟6つのポイント

(1)外見
(2)類似性(自分と似ている)
(3)お世辞
(4)接触回数
(5)協同作業の体験
(6)既に好感を持っている人が互いの友人



1.上司が聞きたいだろうことを話す

 これは人間としては理解できる行動であり、もちろん、部下と上司の関係にだけ限った話ではない。相手に都合のいい話だけをすることは、他人に対する思いやりの行動として、状況によっては社会的に好ましいこともある。しかし職場では、上司に何が起こっているかを隠したとしたら、困ったことになる。ある程度鋭い上司であれば、言っていることの裏を見透かすだろうし、あなたが悪いニュースを伝える勇気を持たないことや、悪い知らせを知らせただけで上司が怒るだろうと考えたことに対して、不快に思うかも知れない。

2.いつも不平を言っている

 筆者は、まったく不平を言わない人に会ったことがないし、不平にはもっともな理由があることも多い。特に同僚の間では、時には心配事を言ったり、不平や不満を(あるいは諦めさえ)表に出しても仕方がないだろう。みんなそうして、なんとかやっていくものだ。しかし、常に泣き言を言っていたり、自分の苦労の種になっている人や方針や状況に難癖をつけ続けていれば、一緒に働いている人は嫌になってしまうだろう。また、そういった不満を上司に持ち込んだ場合、3つのことが起こる可能性があり、そのすべてが悪いものばかりだ。第1に、上司をいら立たせる。第2に、あなたは問題を建設的な形で示す能力に欠けているという印象を与えるかも知れない。第3に、上司はあなたが言うことに鈍感になり、正しいことを言っても聞いてもらえなくなる可能性がある。

3.同僚を陥れる

 中には、周囲の人を貶めることによって、自分を持ち上げようとする人がいる。リラックスした円満な職場でさえ、時折そういう人が現れ、不協和音を響かせるだろう。まして競争が激しく、重圧の大きい環境では、この種の人物はオフィスを不快な場所に変えてしまう。(まともな)上司であれば、どちらの状況も避けたいと思うだろう。上司は、部下やベンダー、関係者、プロジェクト、人間関係に対して、誠実で現実に役立つ知性を求めており、個人的な昇進のために他人を陥れる人間は必要としていない。

4.おべっかを使う

 筆者は、おべっかを使い、偽りの褒め言葉を言ったり、問題に対して偽りの関心や懸念を示す部下を好む上司が実際にいることを知っている。上司がこのタイプであり、このゲームに乗るだけの忍耐があるのなら、あなたは権力を得られるだろう。しかし、そういったことに乗せられない上司に対しては、おべっかを言っても侮辱することになったり、怒らせたりするだけだ。

5.命じられた仕事には異存がないように振る舞っておきながら・・・

 ・・・周りの人にはその仕事は馬鹿げている、あるいは不公平、非現実的などと言ってまわる。もちろん、命じようとする作業やプロジェクトを説明している上司に、不満そうな顔を見せたり、言い争ったりはしたくないだろう。あるいは、上司に対して無分別に弱音を言ったりしたくもないはずだ(上述の項目2を参照)。しかし、正直な意見を言うことや、特定の仕事に合理的な問題があるとわかっているのなら、それを指摘することは構わない。心配があれば最初に話しておき、その懸念に正当性があると思うのなら、妥協や譲歩を引き出すよう働きかけた方がいい。ただ微笑んでうなずいておいて、自分の席に戻って隠していた憤りをため込むべきではない。

 この問題の別のバージョンは、与えられた仕事を引き受け、それをどう処理するよう求められているかを完全に理解していながら、引き受けた後は自分の好きなように料理するというものだ。これは、意図的なものかもしれない。どうすべきかは分かっており、馬鹿げた指示には従わずとも、自分は上司よりも要件やクライアントや技術についてよく知っていると傲慢に思い込んでいる結果だという場合もあるだろう。あるいは、あなたは言われたとおりにやるだけの経験や資源を持ち合わせておらず、ぶっつけ本番で片付けようとしているのかもしれない。どちらのアプローチもうまくいかない。前者の場合には、あなたは反抗的であり、信頼できないと見えてしまう。後者の場合、あなたは無能を晒すことになる。

6.うそをつく

 これは、悪い状況をよく見せようとすることや、上司が聞きたがっていることを話すということよりは、一歩踏み込んだ状況を指す。これは本物のうそ、例えば虚偽のデータを示す、自分のミスを認めない、欠勤に対して言い訳をでっち上げる、遅れているプロジェクトに言い訳をするといった場合のことだ。上司はほぼ間違いなくそのうそを見抜き、最初から正直に話していた場合よりも、問題ははるかに大きくなってしまうだろう。

7.責任を果たさない

 あなたがやると言ったことを本当にやるかどうか信頼できないとなると、上司には大量の仕事が降りかかることになる。あなたが打ち合わせに現れない、作業を最後までやらない、解決策を示しておいて実行しない、仕事をやりかけで帰る、クライアントのニーズを無視するといったことをやっていると、上司はいつもあなたの仕事の進め具合を見張り、後片付けをし、被害対策を講じなくてはならない。

8.上司の上司に心配事を持ち込む

 命令系統は組織によって大きく異なるため、この項目を一般化するのは難しい。しかし、うまくいっている組織で働いている場合でも、可能であれば問題は局所的に解決した方がいい。問題を上に上げるかどうかは、上司に判断させるべきだ。上司の頭越しに物事を進めることは、上司の能力や知識、判断、影響力を信頼していないということを示す。もちろん、上司自身が問題の元凶であれば、悪い状況を改善するために、上司を迂回する必要があるかも知れない。しかしそれ以外の場合には、まず上司にアプローチする方が、効率的、誠実であり、敬意を払うことになる。

9.細かい行動や判断に至るまで上司の確認を仰ぐ

 ある地位についたらしばらくは、当然多少の世話を必要とするだろう。運がよければ、同僚が手助けしてくれ、やり方を示してくれるだろう。そして、上司は(少なくともよい上司ならば)、あなたの質問に答え、指示を与えることができなくてはならない。しかし、業務に慣れたら、一人前に振る舞うべきであり、適切な水準の独立性を養う必要がある。あなたが何をやるにも上司の許可を必要とし続ければ、すぐに足手まといになってしまうだろう。しかし仕事を十分にこなせるのであれば、毎回許可や再確認を取る必要はないはずだ。

10.上司に特別扱いを求める

 権利に対する不相応な認識、認められることへの幼稚な欲求、自分のことが優先されなくては我慢できないという自己中心的な態度など、救いようがない自己中心的な考え方には、さまざまな形がある。あなたがいつも上司に例外を作るよう頼んだり、特別な扱いをしてくれるよう求めているのなら、上司はうんざりしているに違いない。