詭弁 12 論点の回避
論点回避 (Begging the question)
「喫煙者はいつでも禁煙できます。彼に必要なのは禁煙する能力なのです。」
推論の前提となる命題の真偽を問わず結論を真とする。あるいは前提に仮定を置いて得られた結論を真とする。上の例では「禁煙する能力」について問うことなく「いつでも禁煙できる(結論)」を主張している。倒置法となっているが、論理構造は「もし禁煙する能力があれば、喫煙者はいつでも禁煙できる」である[8]。
論点回避 (Begging the question)
「喫煙者はいつでも禁煙できます。彼に必要なのは禁煙する能力なのです。」
推論の前提となる命題の真偽を問わず結論を真とする。あるいは前提に仮定を置いて得られた結論を真とする。上の例では「禁煙する能力」について問うことなく「いつでも禁煙できる(結論)」を主張している。倒置法となっているが、論理構造は「もし禁煙する能力があれば、喫煙者はいつでも禁煙できる」である[8]。