記憶法 (6)社会的方略
社会的方略
効果は高いが、相手が必要。勉強は一人でするものといった文化のためか用いられることが少ない。
47.交換テスト
相手が作ったテストを自分が、自分が作ったテストを相手がやる。セルフテストより効果が高い。
48.相互教授法
二人で話し合いながら「予測する」「質問をつくる」「要約する」「明確化する」という4つの方略を使って文章を理解していく(テストで聞かれそうな質問を生徒自身が構成する、その物語で何が起こるのかを予測するなど)。
49.ロールプレイング
複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法。
50.ジグソー法
1つの長い文章を、人数分(例えば3つ)の部分に切って、それぞれを1人ずつが受け持って勉強する。それらを持ち寄って互いに自分が勉強したところを紹介しあって、ジグソーパズルを解くように全体像を協力して浮かび上がらせる学習法。